「のど越し良くおかわりできるような白みそのお味噌汁が作りたい」
甘味料を多量に加え、甘さが口の中に強く残るようなみそ汁を好まない二代目馬場社長(現社長の父)が、妥協のない味と食欲をそそる美しさを追求し作った白みそが「割烹白味噌」です。
当社の割烹白味噌は、自然の素材そのままに際立つ美しい色が特長的で、味はその見た目どおりスッキリとした甘さです。
「割烹白味噌」はこうした強いこだわりによって誕生し、現在に至るまで50年と永らくご愛顧いただいています。
材料を吟味し、必要ない添加物を利用しない。みその変化をじっくりと観察しながら、タイミングよく手を加えてあげる。そうすることでおいしいみそが生まれています。
特にこだわっているのは、麹の作り方。みその味・風味を決めるのは麹です。
良質な米にこだわり、白みそに適した米麹を育てること。米はそのツヤ・大きさ・粒ぞろいをきちんと目で確認し、食べておいしく、上質な麹が出来あがる確信が持てるお米だけを使用しています。
大豆は仕入れ先と何度もやり取りし、品質にこだわって選択しています。
大豆はえぐ味や渋みを取り除くため、丁寧に脱皮させ、半分に割り、表皮や麦芽を完全に除去しています。
そして、塩は塩業で名高い隣県、兵庫赤穂より直送の特別な塩です。朝のドラマで赤穂の塩作り技術が高いことが紹介されました。記憶にまだ新しいかと思います。
仕込んだ白みそを更に細かい網でこし、クリーミーな舌触りに仕上げています。
出来上がった「割烹白味噌」は溶けやすく、自然の甘味・素材の旨味を存分に楽しめる味わいです。